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真鯉

まごい
名詞
1
標準
black carp
文例 · 用例
いやなに、普通の真鯉でも紫鯉でも別段に変りはあるまいという者もある。
むらさき鯉 半七捕物帳 青空文庫
早出の蚊を食おうとぬるい水にもんどり打つ池の真鯉――なやましく藹たけき六月の夕だ。
岡本かの子 青空文庫
早出の蚊を食はうとぬるい水にもんどり打つ池の真鯉――なやましく※たけき六月の夕だ。
岡本かの子 青空文庫
白雪の飛ぶ中に、緋鯉の背、真鯉の鰭の紫は美しい。
泉鏡花 眉かくしの霊 青空文庫
肝魂も泥亀が、真鯉緋鯉と雑魚寝とを知って、京女の肌を視て帰って、ぼんやりとして、まだその夢の覚めない折から。
泉鏡花 白花の朝顔 青空文庫
人足どもを呼びあつめて、師走の寒い日にその池の掻掘りをはじめると、水の深さは一丈を越えていて、底の方から大小の緋鯉や真鯉が跳ね出して来たが、そのほかにはこれというような掘出し物もなかった。
冬の金魚 半七捕物帳 青空文庫
真鯉と緋鯉とが二匹悠然と水を泳いでゐる。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
池には肥えふとつた緋鯉だの、真鯉だのが、面白さうに、戯けあつて、時々水の上へ躍り上るやうな事さへあつた。
大正七(一九一八)年 茶話 青空文庫
作例 · 標準
お寺の池をそっと覗き込むと、大きな真鯉が悠々と円を描いて泳いでいた。
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五月の空を泳ぐ鯉のぼりの一番上で、力強く風を受けているのが黒い真鯉だ。
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近所の釣り堀で、三十分の格闘の末に五キロもある立派な真鯉を釣り上げた。
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