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頓珍漢

とんちんかん異読 トンチンカン
形容動詞名詞
1
標準
absurdity
文例 · 用例
轡川はぼくの多少ペダンチック臭のある話に喰いついて行こうとするらしく見えたが、教養が無いので喋ることが頓珍漢で、明日子は時々轡川を嘲笑しているかの様な眼付をぼくに見せた。
織田作之助 ひとりすまう 青空文庫
他人の前に出ると、酷い頓珍漢になつてしまひさうな怖ればかりを抱いた。
牧野信一 毒気 青空文庫
等とまだ色々考えたこともあったが、今世間の有り様が如何なる次第になっているか見当もつかない俺は、うっかりすると頓珍漢なことをいいそうだからこれくらいで止めた。
―― 牢獄の夫より妻への愛の手紙 ―― 新しき夫の愛 青空文庫
ところが裁判所長も彼の姿を見ると、ひどく狼狽してしまって、一言として辻褄の合った話が出来ず、両人とも照れくさくなるような頓珍漢なことを言いだしたものだ。
または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 死せる魂 青空文庫
」 云うことがどうも頓珍漢になりそうなほど突然の気楽さのためか、事実二人がここにいるということだけで話などはもうどうでも良いのだった。
横光利一 旅愁 青空文庫
」 おりかは何を頓珍漢な事をいふんだと云つた風な返事をした。
水上滝太郎 大阪の宿 青空文庫
ヘッヘッヘ」老人は頓珍漢な挨拶をして愛想笑いをした。
松本泰 日蔭の街 青空文庫
「……そんな頓珍漢な、処分は大嫌です」とつけたら、職員が一同笑ひ出した。
夏目金之助 坊っちやん 青空文庫
作例 · 標準
彼の話は、いつも頓珍漢で理解に苦しむ。
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質問に対して頓珍漢な答えが返ってきて、場が凍りついた。
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そんな頓珍漢な企画が通るはずがない。
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