利益社会
りえきしゃかい
名詞
標準
society based on mutual self-interest
文例 · 用例
したがって、少なくとも唯物史観に囚われ、「利益社会」だけをもって、社会のすべてだと考えることは、どこまでも偏見です。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
「共同社会」の一面には、儼然として「利益社会」の存在することも、ハッキリ知っておかねばなりませぬ。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
自分をこの利益社会の一員と考えるのである。
— 戸坂潤 『思想と風俗』 青空文庫
大学はその主体乃至自治権所有者から学生を除外することによって、中世的共同社会から単なる市民的利益社会にまで分解発達する。
— 戸坂潤 『思想と風俗』 青空文庫
人間相互の物的関係や利益社会関係や共同社会関係が道徳の材料であって、この共同社会関係が他の社会関係の上位に位するようになることが、取りも直さず道徳ということだと考えられている。
— 戸坂潤 『道徳の観念』 青空文庫
と云うのは夫が個人の原子論的な(相互の間に機械的な結合関係しかない処の)結合に這入るのである(F・テニエス風に云えば共同社会関係から利益社会関係へだ。
— 戸坂潤 『道徳の観念』 青空文庫
――その著『共同社会と利益社会』)。
— 戸坂潤 『道徳の観念』 青空文庫
この潜在意識を暴露したものがヘーゲルの利益社会(〔bu:rgerliche Gesellschaft〕)の概念であったのである。
— 戸坂潤 『イデオロギー概論』 青空文庫
作例 · 標準
現代社会は、個々の利益を追求する利益社会の側面が強い。
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彼は利益社会のあり方に疑問を投げかけた。
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私たちは利益社会の中で、どのように共存していくべきか。
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