黒ん坊
くろんぼう
名詞
標準
文例 · 用例
なぜなら相手は黒ん坊だつたからだ。
— 岡本かの子 『雪』 青空文庫
黒ん坊との決闘は貴族の恥辱だらう。
— 岡本かの子 『雪』 青空文庫
ジャンチリイの崩れた城壁の蔭でわたしは黒ん坊と向き合つた。
— 岡本かの子 『雪』 青空文庫
だんだん近くになって見ると、ついて居るのはみんな黒ん坊で、眼ばかりぎらぎら光らして、ふんどしだけして裸足だろう。
— 宮沢賢治 『黄いろのトマト』 青空文庫
26 黒ん坊の運転手は慄えながら神を祈った。
— 渡辺温 『氷れる花嫁』 青空文庫
トゥロットには、どういふわけか、そのアシールとパトロークルのことをおもふと、いつでもイギリス人の曲馬団で、うたつたりをどつたりしてゐた黒ん坊の顔が目にうかびました。
— 鈴木三重吉 『青い顔かけの勇士』 青空文庫
「おれとお前とが餘り年が違ふと云ふのも、下の黒ん坊におだてられたのだらう?
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
」 下の黒ん坊とは、義雄がお鳥をいやがらせる爲めにわざと誇張した譬へで、實は東京の下谷から保養に來てゐる或會社の職工がしらだとか云つてる人だ。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避
黒ん坊(くろんぼう) 黒人(広義で褐色人種も)や色の黒い人のこと、あるいはそれらに対する差別用語。 遠藤周作によって著された長編小説の一つ。1971年に毎日新聞社から出版された。
関連項目
- 黒ん坊切景秀 — 鎌倉時代に活躍していた備前長船景秀によって作られた太刀である。名前の由来は色黒の大男を斬ったからとも、黒毛の大猿を斬ったからともいわれる。
出典: 黒ん坊 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0