害獣
がいじゅう
名詞
標準
harmful animal
文例 · 用例
お犬様は火防盗難除けの神として、又作物を荒す猪、鹿、狐其他の害獣退治の神として深く崇められていた。
— 木暮理太郎 『奥秩父』 青空文庫
そしてこのトゲは、元来はこの樹を食害する獣類(それは遠い昔の)などを防禦するために生じたものであろうが、こんな開けた世にはそんな害獣もいないので、したがってそのトゲもまったく無用の長物となっている。
— 牧野富太郎 『植物知識』 青空文庫
地震もあり、天候の不順もあり、害虫や害獣のようなものがあったりして、自然界の不完全であることは、我々の皆知るところがあります。
— 矢内原忠雄 『キリスト教入門』 青空文庫
強度の幻覚が私たちに投げかけられたこと、このモダンな淑女と紳士からなる見事な集団は私たちを待ち構える悪魔の仮装だったということ、私たちを取り囲む美しく華やかな魅惑は単なる魔法だったということ、部屋は実際には昼間見たままゴミやクズや害虫害獣だらけなのだということ。
— A. キングスフォード A. Kingsford 『夢日記』 青空文庫
13世紀末までにラットは害獣になった。
— ――専門家でない読者に必要な12章を含む発疹チフス一生の伝記 『ネズミ、シラミ、歴史』 青空文庫
そうするとこの日向あたりのヤイジメはすなわちカガシであり、シメは広くいろいろの害獣駆除法を、総括した名であったことが察せられる。
— 柳田国男 『年中行事覚書』 青空文庫
三一 鳥追い土鼠打ちこの日一年中の害鳥害獣を追い払う所作ありや否。
— 柳田国男 『年中行事覚書』 青空文庫
久米島のオトヂキョ・ワカヂキョは、単に日の神の御子の一人とあるのみだが、その眷属という小さな害獣は、数が増し害悪が眼にあまると、誓約を立ててニルヤの沖に送り返される。
— 柳田国男 『海上の道』 青空文庫
作例 · 標準
「最近はイノシシによる被害がひどくて、害獣対策の柵を設置するだけで一苦労だよ」
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山の食料が減ったせいか、害獣が人里まで下りてくるケースが全国的に増えている。
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「わあ、庭の家庭菜園がハクビシンに荒らされてる!あいつら本当に害獣だわ」
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「畑のトウモロコシが全部かじられてる……。また害獣の仕業かよ、勘弁してくれよ」
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ウィキペディア
害獣(がいじゅう)とは、人間活動に害をもたらす(獣害を引き起こす)哺乳類に属する動物一般(獣=けもの)を指す言葉である。人間の多い地域では、家畜などの飼育動物以外はほとんどがこれに含まれる可能性がある。
出典: 害獣 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0