麦味噌
むぎみそ
名詞
標準
barley miso
文例 · 用例
そこいらを見まわすと前後左右、支那人の家ばかりだから韮や大蒜の臭気がする分にはチットモ不思議はない筈であるが、その頃までは日本人しか使わない麦味噌の臭気がするとは……ハテ……面妖な……と思ったのが大金儲の緒であったとは流石にカンのいい千六も、この時まだ気付かなかったであろう。
— 夢野久作 『名娼満月』 青空文庫
今は海底トンネルの入口があったり、工場があったりして、昔の面影はないが、私の子供の頃は農村漁村が散在して、麦味噌の名産地、したがってまたその味噌漬は朝の茶漬の食膳を賑わす妙品として馬関(下関)人に愛好された。
— 青木正児 『九年母』 青空文庫
夫の万吉が酒の肴に味噌漬を好きで、しかもそれは田舎の麦味噌のが一ばんよいと、来るとからあちこち頼んであったのを甕につめ、上の方があいているからといってはまた味噌をつめ足したりした。
— 壺井栄 『暦』 青空文庫
作例 · 標準
郷里の味といえば、母が作る麦味噌の味噌汁だ。
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彼は麦味噌のコクと香りが好きで、いつもこの味噌を使っている。
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冷奴に麦味噌を添えると、シンプルながらも風味豊かな一品になる。
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