生ける屍
いけるしかばね
表現名詞
標準
living corpse
文例 · 用例
こうした悲劇のあった後、妾は生ける屍となって倫敦に帰って参りました。
— 吉行エイスケ 『バルザックの寝巻姿』 青空文庫
・ふるつくふうふう逢ひたうなつた 再録・誰かきさうな雪がちらほら・落葉ふんでは枯木をひらふあたゝかさ・雀おどるや雲かげもなし・ちようど酔のでたところが墓地で梅のさかり 二月十一日旗日も祝日もあつたものぢやない、身心の憂欝やりどころなし、終日臥床、まるで生ける屍だ。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
僕は、その瞬間から、それこそ「生ける屍」になるのだ。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
生ける屍、そんなきざな言葉でしか言い表わせませぬ。
— 太宰治 『火の鳥』 青空文庫
生ける屍、そんなきざな言葉でしか言ひ表はせませぬ。
— 太宰治 『火の鳥』 青空文庫
ほろびゆく生ける屍。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
ほろびゆく生ける屍光り、かつ白き屍。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
ほろびゆく生ける屍、光り、かつ白き屍。
— 北原白秋 『篁』 青空文庫
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4
ウィキペディア
『生ける屍』 は、レフ・トルストイによるロシアの戯曲。1900年(明治33年)前後に執筆されたが、1910年(明治43年)のトルストイの没後すぐに出版されたのは、トルストイが本作は未完であると考えていたからである。出版されるや即座に成功し、現在も上演され続けている。
出典: 生ける屍 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0