副寺
ふうす
名詞
標準
one of the six administrators of a Zen temple (in charge of accounting)
文例 · 用例
このような水や空気のむらを非常に鮮明に見えるようにくふうすることができます。
— 寺田寅彦 『茶わんの湯』 青空文庫
銅板を曲げた角の所にはどの道かなり無理がいっているから、あとで適当になますとか、あるいは使用のたびにそこに無理が繰り返されないように構造のほうをくふうするとか、なんとかしてほしいものだと思った。
— 寺田寅彦 『断水の日』 青空文庫
そのために、すなわち小鳥たちをおびきよせるために、自然お鷹匠たちは小鳥の鳴き声をまねたいろいろの小笛をくふうするもので、ところが彼女らの父親が、その小笛について実に七年という長い年月の心血をそそいだ結果、希代の名品をくふうしたのです。
— 生首の進物 『右門捕物帖』 青空文庫
来いとおっしゃりゃ、土橋へだろうと、石橋へだろうとついてもいくし、お総菜もたんまりとくふうする段じゃねえが、行ってみたところでしようがねえんだ。
— 七七の橙 『右門捕物帖』 青空文庫
怪人丸木が、この十号ガスをあびてふうふうするところを、今から想像すると、とても嬉しいですな」 新田先生は、嬉しさのあまり、子供のように手を叩いたり笑ったり。
— 海野十三 『火星兵団』 青空文庫
それで彼女は意趣返しに、できるだけ拙くひこうとくふうすることもあった。
— JEAN CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
そして返報をしてやろうとくふうする。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
「やあ、ご老台……」と官兵衛はその方へすこし膝を向けかえて、「何事でおざるかの」 と、むしろ昂然たるふうすら示した。
— 吉川英治 『黒田如水』 青空文庫
作例 · 標準
寺の財政を預かる副寺は、帳簿の数字が合わないことに頭を抱えていた。
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副寺として長年仕えてきた老僧は、寺のあらゆる備品を把握している。
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「副寺さん、今年のお布施の管理はどうしましょうか」と若い修行僧が尋ねた。
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