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岩鏡

イワカガミ異読 いわかがみ
名詞
1
標準
fringe bell (Schizocodon soldanelloides)
文例 · 用例
農鳥山は大約三峰に岐れているようだ、手近を私たちは――後の話だが――仮に南農鳥と名づけた、雪が二塊ばかり、胸に光っている、近づくほど、雪の幅が成長して大きくなる、雪の側はいわゆる御花畑で、四ツ葉塩釜、白山一華、小岩鏡などが多い。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
北澤は春先雪割草岩鏡などの咲き亂れる雪解の遲い谿で、夏は此附近で一番凉しい處です。
江南文三 佐渡が島のこと 青空文庫
次に岩鏡の紅色の房が艷艷した葉を覆ふやうにして咲きます。
江南文三 佐渡が島のこと 青空文庫
例えば見渡す限り白い花の白山一華に交って、紅い小岩鏡や、紫の虫取菫などが点在しているといった工合である。
木暮理太郎 山の魅力 青空文庫
勾配の急峻な岩の襞には、小岩鏡、珍車、白山一華などの花が可憐な姿を見せているものの、岩が脆いので、足の運びが悪いと忽ち岩角が崩れて、少しも油断がならない。
木暮理太郎 朝香宮殿下に侍して南アルプスの旅 青空文庫
夫からは楽な登りを続けていつか三角点を過ぎ、木立を抜け出ると偃松の散生した草原に、黄金色の信濃金梅や純白な白山一華、夫等に交って大桜草、小岩鏡などの紅花を点綴したお花畑を眺めながら、燕の小屋場といわれていた山稜上の一地点に達するのである。
木暮理太郎 秩父宮殿下に侍して槍ヶ岳へ 青空文庫
岩間には岩鏡、一葯草其外名も知らぬ紅や白や桃色の花が咲きこぼれ、特に一面に叢生している石楠の大木は、殆んど白に近いほど極めて薄い桃色のさした花を枝も撓む許りにつけて、今や真盛りに咲き誇っている。
木暮理太郎 奥秩父の山旅日記 青空文庫
岩間には低い灌木が生えていて、日蔭かずら、苔桃、小岩鏡などが目に入る。
木暮理太郎 秩父の奥山 青空文庫
作例 · 標準
5月の残雪が残る高山植物園で、可愛らしい岩鏡の花が咲いていた。
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岩鏡は、小さなピンクの花を咲かせ、登山者の目を楽しませてくれる。
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険しい岩場に咲く岩鏡の可憐な姿に、思わず足を止めて見入ってしまった。
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