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香を焚く

こうをたく
表現動詞-五段-カ行
1
標準
to cense
文例 · 用例
擬古の詩、もとより直に抒情の作とす可からずと雖も、此是れ緇を披て香を焚く仏門の人の吟ならんや。
幸田露伴 運命 青空文庫
香を焚く箱置きて、地の上に円き筵敷きつ。
泉鏡花 照葉狂言 青空文庫
香を焚くのは、どんな場合にもいいものですが、とりわけ梅雨の雨のなかに香を聞くほど心の落ちつくものはありません。
薄田泣菫 雨の日に香を燻く 青空文庫
「蓮の葉に蜘蛛|下りけり香を焚く」と吟じながら女一度に数弁を攫んで香炉の裏になげ込む。
夏目漱石 一夜 青空文庫
香を焚くのも厭になった」「謀反が起こるに相違ない」「誰だ誰だ、裏切り者は」「私はなんだか死んでしまいそうだ」「私の前身は暗黒だった。
国枝史郎 神州纐纈城 青空文庫
無宗教の葬式のように、お経を読むでもなく香を焚くでもなく華を手向けるでもない、悼詞で死者の生涯を讃めたたえるような友人も彼女に勿論あろう筈がないのだった。
公娼存廃論者への参考資料としての実例 ある遊郭での出来事 青空文庫
神社仏閣は、次から次へとわれらのまのあたり崩壊して来たが、ただ一つの祭壇、すなわちその上で至高の神へ香を焚く「おのれ」という祭壇は永遠に保存せられている。
茶の本 茶の本 青空文庫
香を焚くという噂だが、成程な、香の匂いだ。
国枝史郎 首頂戴 青空文庫
作例 · 標準
僧侶は、厳かな儀式の中で静かに香を焚いた
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部屋の空気を清めるため、お気に入りの香を焚く
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瞑想する前に、心を落ち着かせるために香を焚く習慣がある。
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香を焚く(こうをたく) — 幻辞.com