傍証
ぼうしょう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
supporting evidence
文例 · 用例
この論は私の軍事科学的考察を基礎とするもので、仏の予言は政治史の大勢、科学・産業の進歩とともに、私の軍事研究を傍証するために挙げた一例に過ぎない。
— 石原莞爾 『最終戦争論』 青空文庫
しかしもう傍証でかたまっておってお前は何をいおうと駄目なんだ。
— ――憲法の規定により国民の名において裁判する――鈴木裁判長 『それに偽りがないならば』 青空文庫
だから、山人は宮廷が大和においでになつたときからのものだといふことが推察出来るし、旁この本にも出てゐるであらう「穴師の山の山人と」の歌などが傍証を示してゐます。
— 折口信夫 『神楽(その二)』 青空文庫
尚、杉桙別命神社・多祁富許都久和気神社など、桙に関係ある社が、ざらに全国に分布してゐる(神名式)ことをも、傍証に立てる事が出来る。
— 折口信夫 『幣束から旗さし物へ』 青空文庫
沖縄語は偶然、此を傍証してゐる。
— 折口信夫 『万葉集研究』 青空文庫
だから大抵の寿詞・護詞系統の物語は、中臣女の口に移つて行つたものと見てよいことは、傍証もある。
— 唱導的方面を中心として 『国文学の発生(第四稿)』 青空文庫
のぼりはた袖(相国寺塔建立記)と言ふ語が、つゆ紐の孔を乳にした、幟旗風の物と見る事が出来れば、其傍証となる事が出来る訣である。
— 折口信夫 『まといの話』 青空文庫
酸鼻な物語が、光明ある功徳譚と変つた点に、長物語との関係があると言へば、あると考へる余地もある訣であるが、此だけでは、単に傍証となるばかりで、愛護・梅若は、尚姑らく胤一つの兄弟なることを言立てる訣には行かぬ。
— 折口信夫 『愛護若』 青空文庫
作例 · 標準
犯行現場に残された指紋は、アリバイを崩すための有力な傍証となった。
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直接的な証拠は少ないが、複数の傍証が彼が犯人であることを示唆している。
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裁判官は、検察官が提示した傍証を慎重に検討した。
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