夕餉
ゆうげ
名詞頻度ランク #3476 · 青空 371 例
標準
evening meal
文例 · 用例
からたちの垣根萩原朔太郎からたちの垣根の中に女のはしやぐ聲のする夕餉の葱のにほひする灯ともしごろからたちの垣根を過ぐる侘しさよ。
— 萩原朔太郎 『からたちの垣根』 青空文庫
だが夕方が来ると、先生ははだしになつて家のまはりや庭に水を撒かれる、奥さんはかひがひしく夕餉の仕度をされる。
— 〔私が貧乏で〕 『夏』 青空文庫
春の思ひ出摘み溜めしれんげの華を 夕餉に帰る時刻となれば立迷ふ春の暮靄の 土の上に叩きつけいまひとたびは未練で眺め さりげなく手を拍きつつ路の上を走りてくれば (暮れのこる空よ!
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
海水旅館赤松の林をこえて、くらきおほなみはとほく光つてゐた、このさびしき越後の海岸、しばしはなにを祈るこころぞ、ひとり夕餉ををはりて、海水旅館の居間に灯を点ず。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
この二人が差向いにて夕餉につく様こそ見たけれなど滑稽芝居見まほしき心にて嘲る者もありき。
— 国木田独歩 『源おじ』 青空文庫
炉には灰白く冷え夕餉たべしあとだになし。
— 国木田独歩 『源おじ』 青空文庫
みちみち源叔父は、わが帰りの遅かりしゆえ淋しさに堪えざりしか、夕餉は戸棚に調えおきしものをなどいいいい行けり。
— 国木田独歩 『源おじ』 青空文庫
そこでは私は夕餉の時分きまって発熱に苦しむのである。
— 梶井基次郎 『冬の蠅』 青空文庫
作例 · 標準
家族全員で食卓を囲み、温かい夕餉を楽しんだ。
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山小屋では、素朴ながらも栄養満点の夕餉が提供された。
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今日は豪華な夕餉を用意して、お客様をお迎えしようと思う。
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