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活字版

かつじばん
名詞
1
標準
文例 · 用例
「余蔵白氏集活字版本、旧年売却、頃書肆英平吉携来一本、即旧架物也、購得記喜。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
この印刷と關聯して考へられるのは、活版即ち活字版で、これは普通の木版の印刷よりも一層便利で、一層世界の文化に貢獻したものであります。
桑原隲藏 東洋人の發明 青空文庫
右の『地学浅釈』の書は、ズット以前に理学士乙骨太郎乙氏が返り点を施し活字版一冊として我邦で出版した事があった。
牧野富太郎 植物記 青空文庫
私はそこで「世界印刷年表」とか、「印刷局五十年史」とか、「南蠻廣記」とか、「印刷文明史」とか、「世界印刷通史」とか、「現代印刷術」とか、「古活字版之研究」とかいつた書物を讀んだ。
徳永直 光をかかぐる人々 青空文庫
なかでも「古活字版之研究」や「印刷文明史」や「世界印刷通史」などは、量的に厖大なばかりでなく、世間からはあまり顧みられない特殊な研究の一テーマのために、自分の生涯を捧げつくしても尚足れりとしないやうなきびしさがあつて、私は壓倒される氣持がした。
徳永直 光をかかぐる人々 青空文庫
所謂切支丹版のことで、これは「南蠻廣記」も「印刷文明史」も「古活字版之研究」も、力をこめて書いてゐる。
徳永直 光をかかぐる人々 青空文庫
「古活字版之研究」はたくさんの切支丹版を寫眞で紹介してゐる。
徳永直 光をかかぐる人々 青空文庫
もちろん唐や天竺の坊さんと一緒にきた印刷術であつて、量的にもいかにわづかであつたかは「古活字版之研究」にある附圖、室町末期の日本全土における印刷物の分布圖をみても明らかだ。
徳永直 光をかかぐる人々 青空文庫