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女囚

じょしゅう
名詞
1
標準
female prisoner
文例 · 用例
彼はその第四列目の右手の通路を隔てた処に、女囚の真野すゞ子が独放れて、一人椅子に凭つてるのを見た。
平出修 逆徒 青空文庫
それは、ひとりの女囚人の經歴から書き出されてゐたが、その女のいけなくなる第一歩は、彼女の主人の甥にあたる貴族の大學生に誘惑されたことからはじまつてゐた。
太宰治 思ひ出 青空文庫
壁重き女囚の牢獄、鉄の門、淫慾の蛇の紋章くわとおびえ、水に、落日に照りかへし、黄ばむひととき。
北原白秋 邪宗門 青空文庫
現に厠に入りて、職業用の鋏刀もて自殺を企てし女囚をば妾も目の当りに見て親しく知れりき。
福田英子 妾の半生涯 青空文庫
妾の容子の常になく包ましげなるに、顔色さえ悪しかりしを、親しめる女囚に怪しまれて、しばしば問われて、秘めおくによしなく、遂に事|云々と告げけるに、彼女の驚きはなかなか妾にも勝りたりき。
福田英子 妾の半生涯 青空文庫
妾は固より定役なき身の仮令終日|書を伴とすればとて、敢えて拒む者はあらざるも、せめては、婦女の職分をも尽して、世間の誤謬を解かん者と、進んで定役ある女囚と伍し、毎日定役とせる物を仕上げてさて二時間位は罷役より前にわが監房に帰り、読書をなすを例とせり。
福田英子 妾の半生涯 青空文庫
五 看守の無学無識 当市の監獄には、大阪のそれと異なりて、女囚中無学無識の者多く、女監取締りの如きも大概は看守の寡婦などが糊口の勤めとなせるなりき。
福田英子 妾の半生涯 青空文庫
ついでに書いておくが女囚は八王子におかれ、未丁年囚は川越におかれる。
堺利彦 獄中生活 青空文庫
作例 · 標準
ドキュメンタリー番組で、ある女囚の過去と現在が描かれていた。
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法廷では、女囚の更生を願う声もあった。
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彼女は、長年の服役を終えて出所した女囚だった。
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