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束子

たわし異読 タワシ
名詞
1
標準
scrubbing brush
文例 · 用例
それは「嘉永二己酉偶成、次高束子韻」の七絶三首である。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
私は泥棒猫のように台所から部屋へはいると、夫はいきなり束子や茶碗を私の胸に投げつけて来た。
林芙美子 新版 放浪記 青空文庫
耳も鼻も頬も紅くした子供の群れが、束子でこするようにキュウキュウ厭な音をたてて、氷の上をすべっていた。
林芙美子 新版 放浪記 青空文庫
白い壁には、カサ/\した人形の首がいくつもさがつて、束子のやうに黒い影をつくつてゐる。
林芙美子 瑪瑙盤 青空文庫
箒の外にも、素焼の魔法コンロや、束子のやうなものを少しばかり並べてゐた。
林芙美子 瀑布 青空文庫
耳も鼻も頬も桃のように紅くした子供の群が、束子でこするように、キュウキュウ厭な音をたてゝ、氷の上をすべっている。
林芙美子 放浪記(初出) 青空文庫
ところがその荒物屋の前へ来ると、浅草紙、亀の子束子、髪洗粉などを並べた上に、蚊やり線香と書いた赤提燈が、一ぱいに大きく下っている――その店先へ佇んで、荒物屋のお上さんと話しているのは、紛れもないお敏だろうじゃありませんか。
芥川龍之介 妖婆 青空文庫
それから更に三十秒のちには、亀の子束子ほどに膨れた。
海野十三 青空文庫
作例 · 標準
焦げ付いたフライパンを金束子で力一杯こすって、汚れを落とした。
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泥だらけになった長靴を、亀の子束子を使って水洗いした。
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彼は束子のような硬い髪質で、朝のセットにはいつも苦労している。
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