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二業

にぎょう
名詞
1
標準
restaurants and geisha establishments
文例 · 用例
路地の両側の軒ごとに、一業二業、三業の軒燈が押合って、灯は入らないでも、カンカン帽子の素通りは四角八面に照らされる。
泉鏡花 雪柳 青空文庫
その意味において私はあくまでも善悪の二業を気にかけて生きたい。
倉田百三 愛と認識との出発 青空文庫
恐らく二業地の何とかいう妓のことでもあったろう。
犬田卯 青空文庫
二業――つまり、料理屋と旅籠屋とを兼ねた、武蔵屋というのへ、一、二年前から、流れ寄って来ている、いわゆる茶屋女なのである。
国枝史郎 血曼陀羅紙帳武士 青空文庫
駿河屋のかえりには手下どもが偉いご迷惑をかけたな」「ゲエッ――」 といわぬばかりにぎょうてんしたのを、つづいてまたピタリと胸のすく一喝――「みっともねえ顔して、びっくりするなよ。
七化け役者 右門捕物帖 青空文庫
「あのむすめはあんなにぎょうぎがわるいし、ひとにものもやらない根性まがりのねたみやだから、なにをやったらいいだろう。
グリム Grimm 森のなかの三人の小人 青空文庫
一同は、天幕の中で、船長を上座に、その両がわに、ずらりと二列に向きあって、ござの上にぎょうぎよくすわって、料理当番のくばる食事を、いつもよりは、いっそうおいしく思った。
須川邦彦 無人島に生きる十六人 青空文庫
野末のおくにさそいこまれて、このおとしあなにかかった穴山梅雪入道は、馬からおちんばかりにぎょうてんしたが、あやうく鞍つぼに踏みこたえて、腰なる陣刀をひきぬき、「退くな。
吉川英治 神州天馬侠 青空文庫
作例 · 標準
花街には、昔ながらの二業が軒を連ねている。
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彼は若かりし頃、二業の街で夜遊びを楽しんだ。
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二業の文化は、日本の伝統芸能と密接に結びついている。
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