瑤
よう
名詞
標準
文例 · 用例
大陸と大洋との境に細長い瑤珞のやうに連なる島環國日本は一つには又其複雜多樣な地質地形のおかげて短距離の間に樣々な風俗人情の變化を示すと同時に、又さまざまな氣候風土の推移を見せて居る。
— 寺田寅彦 『天文と俳句』 青空文庫
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−石崎光瑤論 石崎光瑤氏の画的経歴くらゐ、複雑微妙なものはまたとあるまい。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
石崎光瑤氏の場合は、さうした経歴とはちがつたものをもつてゐる。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
石崎光瑤といふ画家は、決して華美な、派手な画家ではない――といふこと、これはこゝで語る結論なのである。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
この人達の批評の中で、私の興味をひくのは作品の出来不出来の批評をしてゐるに違ひないが、心づかずして石崎光瑤の本質を語るものがあるからである。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
「そして何だか落付かないところがあつて、大変惜しい気がするのです――」といつた平福百穂氏の言葉が光瑤氏の本質論を代表してゐるのである。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
読者は石崎光瑤氏の作品全体を通じて、どの作品にも秘められたところの不安感が漂つてゐるといふことである。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
それは光瑤氏は時代の子としての、近代感覚的な現はれであらう。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫