西航
せいこう
名詞
標準
文例 · 用例
私の西航日記にこの事を記して、その傍に詩のようなものが一寸と書てある。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
私の西航記中の一節に、 閏八月十三日文久二年朝八時ロシフルトは巴里より仏里にて九十里の処にある仏蘭西の海軍港なり。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
(六月二十四日) 中村|不折君は来る二十九日を以て出発し西航の途に上らんとす。
— 正岡子規 『墨汁一滴』 青空文庫
その主なものとしては、先づ北西航路の開拓があります。
— 豊島与志雄 『北極のアムンセン』 青空文庫
この北西航路といふのは、ヨーロッパの北西の方、グリーンランドとカナダとの間の島々のなかをぬけ、アラスカの沿岸からベーリング海峡を経て、東洋へ出る近みちの航路を指すのです。
— 豊島与志雄 『北極のアムンセン』 青空文庫
アムンセンは既に北西航路や北東航路によつて、北氷洋のことを充分に研究しましたし、どうしても北極まで行つてみたくなりました。
— 豊島与志雄 『北極のアムンセン』 青空文庫
カクテ西航六十有余日。
— 京の夢おう坂の夢の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
明治三十六年十一月二十日井上円了 しるす西航日録一、再び西航の途へ 明治三十五年十一月十五日、余再び航西の途に上らんとし、午前八時半、新橋を発す。
— 井上円了 『西航日録』 青空文庫