鷙悍
鷙悍
名詞
標準
文例 · 用例
然るに天明あたりからの博徒に至つては、夫れ自らが非常に強い、鷙悍当る可らざるものがあつた。
— 幸田露伴 『侠客の種類』 青空文庫
其他将士の鷙悍謝貴を斬って反を敢てするや、郭資を留めて北平を守らしめ、直に師を出して通州を取り、先ず薊州を定めずんば、後顧の患あらんと云える張玉の言を用い、玉をして之を略せしめ、次で夜襲して遵化を降す。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
次に「見崩れ」というのは敵と対陣はしても、敵の潮の如く雲の如き大軍、又は勇猛|鷙悍の威勢を望み見て、こいつは敵わないとヒョコスカして逃腰になり、度を失い騒ぎかえるのである。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫