櫛簪
くしかんざし
名詞
標準
文例 · 用例
」「着物どころか櫛簪までも、ちゃんと御持参になっている。
— 芥川龍之介 『奇怪な再会』 青空文庫
―― 祖母から聞かされた昔ばなしのうちでは、この話はあんまり面白いものではなかつたが、狐でも女狐は、櫛簪などの裝飾品に目をつけたのが、さもありさうなことのやうに、今となつて思ひ出された。
— 正宗白鳥 『雨』 青空文庫
(扱帯に櫛簪を結びつける)茂兵衛 へえ。
— 長谷川伸 『一本刀土俵入 二幕五場』 青空文庫
(櫛簪を手にとる)お蔦 (扱帯を引きあげ)もし、だれかに咎められたら、あたしに貰ったとおいい、出る処へ出て明りを立ててあげるから。
— 長谷川伸 『一本刀土俵入 二幕五場』 青空文庫