無考え
むかんがえ
形容動詞名詞
標準
thoughtless
文例 · 用例
「あの一件はわれわれがまったく無考えでした。
— 岡本綺堂 『有喜世新聞の話』 青空文庫
」「伝平は、本当に、なんて無考えなことをしんだか。
— 佐左木俊郎 『馬』 青空文庫
間もなくそこへ行ったが、私の両親の無考えな虚栄は、私に、すでに自分の心にはごく親しいものであった奢侈に思いのままにふけることが――大ブリテンでももっとも金持の貴族の傲慢な子弟たちと金遣いの荒さでは張りあうことが――できるようにさせたほどの小遣いと年々の費用とを、あてがってくれた。
— WILLIAM WILSON 『ウィリアム・ウィルスン』 青空文庫
廓の者は無考えだから、お前の奉公さきへ返事などをよこされると迷惑だ。
— 岡本綺堂 『籠釣瓶』 青空文庫
あるいは無考えの治六めが今の境界をべらべらしゃべっているのではないかという不安もあった。
— 岡本綺堂 『籠釣瓶』 青空文庫
)しかし又、あの娘さんもあんまり無考えだな。
— 岡本綺堂 『蟹満寺縁起』 青空文庫
年の若けえ女なんていうものは案外に無考えだから、おまけにもう眼が眩んでいるから、それできっと仇が打てるものと思っていたんだろう。
— 筆屋の娘 『半七捕物帳』 青空文庫
むやみに毒をつけて置いても、それを姉が舐めるか妹が舐めるか判ったものじゃあないのに、随分無考えなことをしたもんですよ。
— 筆屋の娘 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
「そんな無考えな行動をしたら、後で後悔することになるぞ」と父に厳しく叱られた。
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将来のことを何も計画せず、その場しのぎの無考えな生活を続けていては先が思いやられる。
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冗談のつもりで放った無考えな一言が、親友の心を深く傷つけてしまった。
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