山辺
やまべ
名詞
標準
mountain
文例 · 用例
「天地のわかれし時ゆ、神さびて」と歌った山辺赤人は旅人であった。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
業平の、駿河なるうつの山辺のうつゝにも夢にも人にあはぬなりけり、あの昔の宇都の山ですね。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
よく聞いてみると、当時高名であった強盗犯人山辺音槌とかいう男が江の島へ来ているという情報があったので警官がやって来て宿泊人を一々見て歩き留守中の客の荷物を調べたりしたというのである。
— 寺田寅彦 『海水浴』 青空文庫
東京生れの檜垣の主人はもはや無縁同様にはなっているようなものの菩提寺と墓地は赤坂青山辺に在った。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
あなたは歩きながら、山辺も野辺も春の霞、小川は囁き、桃の莟ゆるむ、という唱歌をうたって。
— ―――三幕 『冬の花火』 青空文庫
反歌障子にすずろにひびく筬の音山辺の春はすでに動きぬ山かげの懸樋の縁の紐氷柱本末ほそうなりにけるかも造り酒屋の歌水きよき多摩のみなかみ、南むく山のなぞへ、老杉の三鉾五鉾、常寂びて立てらくがもと、古りし世の家居さながら、大うから今も居りけり。
— 北原白秋 『海阪』 青空文庫
反歌障子にすずろにひびく筬の音山辺の春はすでに動きぬ山かげの懸樋の縁の紐氷柱本末ほそうなりにけるかも木彫の人形月光と魚 支那の木彫人形 その一爺が張る四つ手の網に、月さしていろくづ二つ。
— 北原白秋 『篁』 青空文庫
天皇は、さっそく、山辺大鷹という者に、「あの鳥をとって来てみよ」とおいいつけになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
作例 · 標準
祖父は山辺の静かな村で育った。
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山辺には、昔から伝わる不思議な伝説が数多く残っている。
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週末になると、多くの人々が山辺のハイキングコースを訪れる。
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