とちる
とちる異読 トチる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞
標準
to flub (one's lines)
文例 · 用例
ひとはひとゆゑ身のほそる、芥子がちらふとちるまいと、なんのこの身が知るものぞ。
— 北原白秋 『東京景物詩及其他』 青空文庫
欅原ただ目に寒く、雨のごとちる落葉あり、よく見ればいよいよ繁し、声立てていよいよ寂し。
— 北原白秋 『観相の秋』 青空文庫
欅|原ただ目に寒く、入りゆけば陽の目薄きに、雨のごとちる落葉あり。
— ――長歌体詩篇二十一―― 『観想の時』 青空文庫
」「とちるな、とちるな。
— 袈裟切り太夫 『右門捕物帖』 青空文庫
若い声だが、原稿をとちるところなど老衰が見えるようである。
— 海野十三 『海野十三敗戦日記』 青空文庫
」「とちるねえ、天井板の指痕をよ。
— のの字の刀痕 『釘抜藤吉捕物覚書』 青空文庫
(勝則も、演壇から、光丸の顔を見たら、おれのように、とちるかも知れん) 卓のうえに原稿をのせて、目読している息子を見て、金五郎は、意地のわるいことを考えていた。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
時は、たそがれ刻か、あるいは、宵か夜中か明け方か、いずれにせよ、闇でも花とちる身にはかわりがない。
— 吉川英治 『神州天馬侠』 青空文庫
作例 · 標準
「本番でセリフを盛大にとちってしまったけど、相方のフォローでなんとか助かったよ。」
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練習では完璧だったのに、緊張のあまり一番大事な場面で言葉をとちった。
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彼は多少とちっても動じない度胸があり、舞台上ではいつも堂々としている。
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標準
to be flustered
作例 · 標準
急に指名されてとちってしまい、しどろもどろな説明になってしまった。
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予期せぬ質問に一瞬とちったが、深呼吸をして落ち着きを取り戻した。
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デートの待ち合わせに遅れそうで、服のボタンをかけ違えるほどとちっていた。
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標準
to bungle
作例 · 標準
「せっかくの商談だったのに、最後の最後でとちって台無しにしてしまった。」
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手順を間違えて実験をとちり、また最初からやり直す羽目になった。
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彼はここ一番というチャンスでとちる癖があり、なかなか結果が出せない。
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