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帷子

かたびら
名詞
1
標準
light, thin, single-layer kimono (esp. from hemp or raw silk, for summer use)
文例 · 用例
しかし泳ぎの達人であった王は、盾の下で鎖帷子を脱ぎ捨てここを逃げのびてヴェンドランドの小船に助けられたといううわさも伝えられた。
寺田寅彦 春寒 青空文庫
王は黄金を飾った兜をきて、白地に金の十字をあらわした盾と投げ槍とを持ち、腰にはネーテと名づける剣を帯び、身には堅固な鎖帷子を着けていた。
寺田寅彦 春寒 青空文庫
それらが縁側から見える中|座敷でお蘭は帷子の仕つけ糸を除っていた。
岡本かの子 みちのく 青空文庫
そうして翌朝になって銘々の絹帷子を調べ「少しも皺のよらざる女一人有」りそれを下手人と睨むというのがある。
寺田寅彦 西鶴と科学 青空文庫
すこしも寝ざれば勝れて一人帷子に皺のよらざるを吟味の種に仕り候」とある。
寺田寅彦 西鶴と科学 青空文庫
マダム・ハヤミの奴、大理石の経帷子きこんで昨夜|晩く神戸へ行ったぞ、おい、君。
吉行エイスケ 飛行機から墜ちるまで 青空文庫
お亀は神酒徳利や団子や薄などを縁側に持ち出してくると、その薄の葉をわたる夕風が身にしみて、帷子一枚の半七は薄ら寒くなってきた。
奥女中 半七捕物帳 青空文庫
九月に帷子を着てふるえているか」 二人は笑いながら浅草の仲見世の方へ来かかると、そこらの店から大勢の人がばらばら駈け出した。
鬼娘 半七捕物帳 青空文庫
作例 · 標準
蒸し暑い夏の夕暮れ、麻の帷子を羽織って縁側で涼むのが祖父の日課だった。
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時代劇のセットには、町人たちが着る粗末な帷子が何着も用意されていた。
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汗ばむ季節になり、風通しの良い帷子に衣替えをした。
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2
標準
shroud
作例 · 標準
祖母が亡くなった時、家族で静かに白い経帷子を着せた。
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納棺の儀式で、真っ白な帷子に包まれた彼の顔はとても安らかだった。
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昔は、自分の死に装束としての帷子を生前から縫い進める風習があったという。
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舞台の演出で、幽霊の役は顔を白塗りにして薄汚れた帷子をまとって登場した。
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