幻辞.com

初度

しょど
形容詞-語幹
1
標準
first-time
文例 · 用例
九州の戦闘に於て、最後の大勝利は幸いに我に帰したけれども、初度の戦闘は屡々我に不利益であった。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
これ初度の子が死んで二度めの子が生まれぬ間に記憶と想像と考慮を働かせ、前駒の死に鑑みて今度生まれたらこうしようと案じた結果だと。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
一度捻じ入れて直ちに捻じ離し、二度めは初度より易く幾度も行うた。
猴に関する伝説 十二支考 青空文庫
九日は帝国芸術院会員が初度の顔合せというので、私も文相からの案内を受けて、一旦は出席の返事を出しておきながら、更にそれを取消して、当夜はついに失礼することになった。
岡本綺堂 綺堂むかし語り 青空文庫
初度の遊は、友なる神澤子と偕にしたり。
内藤湖南 寧樂 青空文庫
初度の旅行の時の事である。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
初度の訪問は何日であつたか知らぬが、少くも十四日よりは早かつたらしい。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
梅泉の市河米庵に与ふる書、並に大田南畝の長崎にあつて人に与へた書に拠れば、稼圃が初度の来航は文化元年甲子の冬であつたさうである。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
初度(しょど) — 幻辞.com