山葵漬
わさびづけ
名詞
標準
文例 · 用例
すぐ駅の俥を雇って町中を曳かれて行くと、ほのぼの明けの靄の中から大きな山葵漬の看板や鯛のでんぶの看板がのそっと額の上に現われて来る。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
「お嬢さま、この牡蠣のフライと山葵漬はおあがりになりませんね。
— 岡本かの子 『高原の太陽』 青空文庫
私は或る盲人按摩に失明の原因を聞きましたら中年頃重い眼病を疾んで少し快復した時|山葵漬を沢山食べたためその夜より両眼が非常に痛み出して遂に全く失明したと申しました。
— 秋の巻 『食道楽』 青空文庫
それとも蝶鮫の山葵漬けなどは?
— ВОЛОДЯ БОЛЬШОЙ И ВОЛОДЯ МАЛЕНЬКИЙ 『大ヴォローヂャと小ヴォローヂャ』 青空文庫
ほろ/\と泣き合ふ尼や山葵漬明治三十七年御車に牛かくる空やほととぎす明治三十七年五月二十五日 徳上院例会。
— 高浜虚子 『五百句』 青空文庫