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電鍵

でんけん
名詞
1
標準
telegraph key (switching device used to send Morse code)
文例 · 用例
私がホテルの寝床からそのまま父の輸出綿花事務所へやってくると、夜の疲労をぬりかくした、濃化粧したタイピストが電話機の電鍵を敲くように、昨夜の記憶を白紙にうずめていた。
吉行エイスケ 大阪万華鏡 青空文庫
そこで彼は、小さな受話器を耳にかけ、同じく缶の底にとりつけてある電鍵をこつこつ叩いて、軍艦明石の無電班を呼んだ。
海野十三 浮かぶ飛行島 青空文庫
機関大尉は溜めておいた重大な報告を一つ一つ電鍵を握る指先にこめて打ちはじめた。
海野十三 浮かぶ飛行島 青空文庫
当直の通信兵は、送受信機の前に前屈みとなって、しきりに電鍵をたたきつづけていた。
海野十三 浮かぶ飛行島 青空文庫
旗艦須磨の通信兵は、電鍵から手を放した。
海野十三 浮かぶ飛行島 青空文庫
通信兵は、再び部署について、送信機の電鍵に手をかけた。
海野十三 浮かぶ飛行島 青空文庫
耳は火のようにほてり、鼓動は高鳴り、電鍵を握る指端にはいつの間にかシットリと油汗が滲み出ていました。
海野十三 壊れたバリコン 青空文庫
しかしセントー・ハヤオのことが一層気にかかるので大急ぎで短波長の送受信機の前に座って受話器を耳に当てたり、送信機の電鍵を叩いたりしましたが、機械はたしかによく作働しているのにも拘らず、何時まで経ってもセントー・ハヤオの打ち出す無線電信の応答は聞こえませんでした。
海野十三 壊れたバリコン 青空文庫
作例 · 標準
昔の電信技師は、電鍵を巧みに操作してモールス信号を送っていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
無線通信の訓練で、電鍵を使ったモールス信号の送受信を習った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
博物館には、古い電鍵が展示されていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア

電鍵 とは、モールス符号をつくるための電気的な開閉器と取手(ハンドル)を備えた装置である。

出典: 電鍵 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0