詰責
きっせき
名詞動詞-サ変
標準
reproach
文例 · 用例
私に武者振りついても、飽くまで詰責しようと待構えていた母も、これですっかり気先を挫かれて、苦笑するより仕方ありませんでした。
— 岡本かの子 『扉の彼方へ』 青空文庫
鬼神でない一介の婦女子だから、敢て詰責するにも当らないが、俺は苦苦しく思つたり、片腹痛く感じたりすることがないでもない。
— 平出修 『畜生道』 青空文庫
続くは十五六の女、蒼面、乱髪、帯も〆めず、衣服も着けず、素肌に古毛布を引絡いて、破れたる穴の中よりにょッきと天窓を出だせるのみ、歩を移せば脛股すなわち出ず、警吏もしその失体を詰責せんか、我は貧民と答えて可なり。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
運送店に捜すよう詰責したが、絶えて返事が無かった。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
自分が近頃………………………………………………といふ噂があるとかで、それを詰責されたのだ。
— 石川啄木 『道』 青空文庫
吾人は敢て魯文柳北二翁を詰責するものにあらず、唯だ斯かる混沌時代にありて、指揮者をもたざる国民の思想に投合すべきものは、悲しくも斯る種類の文学なることを明言するのみ。
— 北村透谷 『明治文学管見』 青空文庫
その中でも或人の、和歌が人を感動せしめて命を助かつたとか、領地をかへされたとかいふ歴史上の問題を捉へて詰責したのに答へて、人を感動せしめた歌が決して名歌でない。
— 長塚節 『竹の里人〔二〕』 青空文庫
」 べつだんに詰責するらしい様子もなく、吉本は微笑を含みながら言うのであったが、永峯にはなにかしら鑢にかけられるようなものが身内を走る感じだった。
— 佐左木俊郎 『街頭の偽映鏡』 青空文庫
作例 · 標準
部長から顧客対応の不手際について厳しく詰責され、反省した。
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彼はプロジェクトの遅延の責任を問われ、上司から詰責を受けた。
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ミスを犯した部下に対し、必要以上に詰責するのは良くないだろう。
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政治家は不祥事について、国民からの厳しい詰責に晒されている。
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