枯山
かれやま
名詞
標準
文例 · 用例
たとえば「その泣きたもうさまは、青山を枯山なす泣き枯らし、河海はことごとに泣き乾しき」というのは、何より適切に噴火のために草木が枯死し河海が降灰のために埋められることを連想させる。
— 寺田寅彦 『神話と地球物理学』 青空文庫
枯山と枯野と、ところどころの沢水と、いまだに深くはぬくもらぬが、なにかに酔はせるものがある。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
建速須佐之男命建速須佐之男命 枯山の巻第一段をを、をを、をを。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
この「建速須佐之男命」はこの「枯山の巻」に続いて、「参上りの巻」「宇気比の巻」「出雲の巻」を纏める筈であつたが、偶々その発表誌を喪つた為め、中絶して了つた。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
建速須佐之男命建速須佐之男命枯山の卷第一段をを、をを、をを。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
枯草ふんで女近づいてくる 枯草あたゝかう幸福な二人で(元寛君へ)・住みなれて枯野枯山・道はでこぼこの明暗・ふりかへるふるさとの山の濃き薄き 十二月廿二日 曇、晴、曇、小雪、行程五里、本妙寺屋。
— 種田山頭火 『行乞記』 青空文庫
あるいは枯山をして変えて青山にす。
— 虎に関する史話と伝説民俗 『十二支考』 青空文庫
枯山唄潮来出島の五月雨はいつの夜の間に降るのだろ枯れて呉れろと枯れ山の風は幾日吹いただろ常陸鹿島の神山に己が涙の雨が降れ。
— 野口雨情 『別後』 青空文庫