良著
りょうちょ
名詞
標準
文例 · 用例
かくて浮世絵に関する著述は千八百九十六年の始に及び遂にその研究の最も斬新にしてまた恐らくはその終極たるべき完全無欠の良著を得たり。
— 永井荷風 『江戸芸術論』 青空文庫
それよりも注意すべきは、やや時代が下って、『花鳥余情』(一条兼良著足利中期)に引くところの、『宇治大納言物語』の一節である。
— 和辻哲郎 『日本精神史研究』 青空文庫
註 宗祇については福井久蔵博士の『連歌の史的研究』という良著の中を見られると、手っとりばやい解説がある。
— 風巻景次郎 『中世の文学伝統』 青空文庫
和州南都の人で、詩文に深く、草書を能くし、泰勝院細川幽斎公のために、宝永年間、虚堂録を提唱し、また、折中録は一世に行われた良著だともいわれている。
— 吉川英治 『随筆 宮本武蔵』 青空文庫