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晴れて

はれて
副詞
1
標準
openly
文例 · 用例
その日は土曜日で、朝からよく晴れていた。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
空よく晴れて朝風やゝ肌寒く露の小萩のみだれを吹いて葉鶏頭の色鮮やかに穂先おおかた黄ばみたる田面を見渡す。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
それに引きかえて西の空|麗しく晴れて白砂青松に日の光鮮やかなる、これは水彩画にも譬うべし。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
それで今朝汽車が出てしまって改札口へ引返すと同時に、なんだか気抜けがしたように、プラットフォームの踏心も軽く停車場を出ると空はよく晴れて快い日影を隠す雲もない。
寺田寅彦 障子の落書 青空文庫
三合四合と登るほどに、黒砂は凝結したように、ポロポロと硬くなって、時に生れどころの解らない大霧が、斜面を這って、煙のように舞い立つこともあったが、五合へ来たときには、それも拭うように晴れて、北風が起り初めた、鳶が一羽、虚空に丸く輪を描いて山体の半分を悠揚と匝ぐって、黒い点となって、遥かに消え失せた。
小島烏水 雪中富士登山記 青空文庫
空はもう半ば晴れていたが千切れ千切れの綿雲が嵐の時のように飛んでいた。
寺田寅彦 震災日記より 青空文庫
要するにラストシーンがダレると困りますから、三四郎の立廻りをなるべく簡単にやって頂きたい)T「空晴れて風そよぐ――」S=垂れ下った柳 静かな川の流れ。
山中貞雄 恋と十手と巾着切 青空文庫
いまじき晴れて来ますわよ」 小初が赤い小旗を振って先に歩き出すと、雨で集りの悪い生徒達の団体がいつもの大勢の時より、もっと陽気に噪ぎ出した。
岡本かの子 渾沌未分 青空文庫
作例 · 標準
長い努力が実を結び、晴れてプロのサッカー選手になった。
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彼は数々の試練を乗り越え、晴れて夢を叶えた。
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厳しい試験に合格し、晴れて大学への入学が決まった。
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