責め馬
せめうま
名詞
標準
文例 · 用例
今がた早馬の音が涼松の方から聞こえたけに……」「どこかの若殿の責め馬で御座んしょ」「いいえ。
— 夢野久作 『名君忠之』 青空文庫
今朝、暗いうちに、道筋の先駆をして行った小姓衆が、各※、若駒にまたがって、裾野の広さを吾がもの顔に駈け廻り駈け廻り、責め馬しているのだった。
— 第六分冊 『新書太閤記』 青空文庫
流れた鉄杖、手もとへ引きつけ、ふたたびないだ一髪の間に、ヤッとかかった「責馬」の声、パッと向こうへのり越した。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫