短才
たんさい
名詞
標準
文例 · 用例
余や短才浅学にして、敢て此般の評論に立入るべきものにあらねども、従来「白表女学雑誌」誌上にて評論の業に従事したる由来を以て、聊か見るところを述べて、明治文学の梗概を研究せんと欲するの志あり。
— 北村透谷 『明治文学管見』 青空文庫
「史記」に「凡聴レ訟者必須二両辞一可三以定二是非一、偏信二一言一折レ獄者、乃吏職之短才也」とあり)Well to judge depends on well to hear.(イタリア) 善い裁判は善い審問による。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
「史記」に「凡聴訟者必須両辞可以定是非、偏信一言折獄者、乃吏職之短才也」とあり)Well to judge depends on well to hear.(イタリア) 善い裁判は善い審問による。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
しかし浄海入道になると、浅学短才の悲しさに、俊寛も無気味に思うているのじゃ。
— 芥川龍之介 『俊寛』 青空文庫
で、最初は、講演者の誰もがするように、無学短才のやつがれが、各位の前に於て、講演することの光栄を謝するとかなんとか、世間並みの謙遜の言葉を、体よく並べ出したのは、不思議の出来と思われるばかりです。
— 畜生谷の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
自分もその通り、不徳短才にして、この乱国に多くを擁して立ち得ない質ならば、直ちに、亡び去るべしと、つねに自身へいっている程なのである。
— 第十分冊 『新書太閤記』 青空文庫