踏み入れる
ふみいれる
動詞-一段動詞-他動詞頻度ランク #28012 · 青空 370 例
標準
to walk in on
文例 · 用例
母がどんどん行ってしまうのであとを追いかけようとするけれども、二人の間にはガラスのかけらがうざうざするほど積まれていて、脚を踏み入れると、それが磁石に吸いつく鉄屑のように蹠にささりこんだようでもある。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
かつては、この廊下には身分の高い貴族しか足を踏み入れることができなかったものです。
— BILLEDBOG UDEN BILLEDER 『絵のない絵本』 青空文庫
翌日から安子は折井と一緒に浅草を歩き廻り、黒姫団の団員にも紹介されて、悪の世界へ足を踏み入れると、安子のおきゃんな気っぷと美貌は男の団員たちがはっと固唾を飲むくらい凄く、団員は姐御とよんだ。
— 織田作之助 『妖婦』 青空文庫
私はパリへ足を踏み入れるや否や、このウィルスンが私のことに憎むべき関心を持っていることの新たな証拠を見た。
— WILLIAM WILSON 『ウィリアム・ウィルスン』 青空文庫
婦人は下宿の小説家の部屋に、足を一歩踏み入れるや否や、其処に金文字の洋書、小説評論集の類と、立派な籐椅子、机を発見し、殆んど本能的反射的に斯う言つてしまつた。
— 小説 『小熊秀雄全集−15−』 青空文庫
「僕はこれから何としても、あゝいふ世界に足を踏み入れるぞ、酒に酔つて、詩に浸るのだ。
— 牧野信一 『思ひ出した事(松竹座)』 青空文庫
君はただいちずにがむしゃらに本道から道のない積雪の中に足を踏み入れる。
— 有島武郎 『生まれいずる悩み』 青空文庫
いちばん近い二等車の昇降口の所に立っていた車掌は右の手をポッケットに突っ込んで、靴の爪先で待ちどおしそうに敷き石をたたいていたが、葉子がデッキに足を踏み入れると、いきなり耳をつんざくばかりに呼び子を鳴らした。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
作例 · 標準
春の野山に足を踏み入れると、様々な草花の香りがした。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
彼は初めて歌舞伎の世界に足を踏み入れ、その華やかさに圧倒された。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
危険な場所だと知りながら、彼は好奇心からその廃墟に足を踏み入れた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro