廉恥心
れんちしん
名詞
標準
sense of honor
文例 · 用例
人には相当に廉恥心という者が具ってるから自分の言った語に対しても行わねばならぬという場合も起って来るものである。
— 新渡戸稲造 『イエスキリストの友誼』 青空文庫
たとえば、「人と生まれてかかる事をするのは恥である」 という場合に用いられた人は、万物の霊長であり、したがって廉恥心も自然に備わっているものなれば、よろしく自ら重んずべきものなりとの意味をいいあらわし、動物に対して人の尊重すべきを示したものである。
— 新渡戸稲造 『自警録』 青空文庫
いわゆる武士道なるものはその名の起る前に忠君の念、廉恥心、仁義、人道なる思想が少数の先覚者に現われて彼らはいわゆる士となって、その後武士の階級が起り以て武士道が鼓吹されたものであろう。
— 新渡戸稲造 『平民道』 青空文庫
そして廉恥心を持つがよい。
— 豊島与志雄 『男ぎらい』 青空文庫
ミミイ嬢はタヌの叱責に廉恥心を感じ、一|夕、五合余りの牛乳と一〇〇|瓦のバタを嚥下して、山のように積んだ臓品のそばで自殺してしまった。
— 燕尾服の自殺 ――ブルゴオニュの葡萄祭り―― 『ノンシャラン道中記』 青空文庫
こうしてイエス様は人の廉恥心に訴えて彼に従う者を励まし給うたのです。
— マルコ伝による 『イエス伝』 青空文庫
エセックスに受けた私的な恩義と、女王に仕える公的な義務とを整調すること、政府人としての感情と友人としての感情を兼備すること、廉恥心と野心の間に真の平衡を保つこと――エリザベスと話す間、複雑な問題の取扱いに、彼は鑑識家としての深い味覚を振りまわした。
— ELIZABETH AND ESSEX 『エリザベスとエセックス』 青空文庫
その思いやりと正直な廉恥心のようなものから父は自身の晩年に少なからぬ不如意を忍んだのでした、しかし其は気の毒のようですが、父のために慶賀いたします。
— 一九四五年(昭和二十年) 『獄中への手紙』 青空文庫
作例 · 標準
自身の過ちを素直に認めて謝罪する姿に、彼が本来持っている廉恥心を感じたよ。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
匿名だからといってネット上で誹謗中傷を繰り返すのは、廉恥心が欠如している証拠だ。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
生徒たちには学力だけでなく、社会の一員としての廉恥心を育てていきたいと考えています。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview