紫がかった
むらさきがかった
形容詞-語幹
標準
purplish
文例 · 用例
冴え冴えと鋭い紫がかった色調が、凸半球の大気に流動している。
— 小島烏水 『雪中富士登山記』 青空文庫
ところが改札口には、明るい紫がかった電燈が、一つ点いてゐるばかり、誰も居ませんでした。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
一体に朱赤色や濃黄色といったような熱色の花には単調な色彩が多くて紫青色がかったものや紅でも紫がかったものにはこうした色のかがよいとでもいったものがあるらしい。
— 寺田寅彦 『雑記帳より(2)』 青空文庫
それは紫がかった金色に光っているのでございます」 お徳の顔色は俄かに動いて、おもわず台所の方をみかえると、そこでは大きい魚の跳ねるような音がきこえた。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
けれどもやがて月が頭の上に出て月見草の花がほのかな夢をたゞよはしフィーマスの土の水たまりにも象牙細工の紫がかった月がうつりどこかで小さな羽虫がふるふ。
— 宮沢賢治 『秋田街道』 青空文庫
ところが改札口には、明るい紫がかった電燈が、一つ点いているばかり、誰も居ませんでした。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
燃えるような緋紅色の花と紫がかった花とがおもしろく入り交じって愉快な見ものであった。
— 寺田寅彦 『錯覚数題』 青空文庫
ところが改札口には、明るい紫がかった電燈が、一つ点いているばかり、誰もいませんでした。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
作例 · 標準
彼女が着ていたのは、紫がかったグレーのとても上品なスーツだった。
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熟したベリーを潰すと、指先が紫がかった赤色に染まった。
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冬の早朝、山並みが紫がかったシルエットとして浮かび上がっている。
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