革張り
かわばり
名詞
標準
leather-covered
文例 · 用例
……何と……座席の下はチャント革張りの寝床になって、空気枕さえ置いてある。
— 夢野久作 『冥土行進曲』 青空文庫
わたくし、いい赤革張りの書き物机を新調しまして、誓って申し上げて、バニスタも請け合いましょうが、ずっと毛羽も汚れもございません。
— THE ADVENTURE OF THE THREE STUDENTS 『三枚の学生』 青空文庫
くすんだ朱色に塗った大きな机、同じ木材を使った革張りの椅子、机の上には、桃色のシェードのかかったランプ台、レースの肱附、金飾りのついた小型の万年筆、女らしい調度がちらかっていた。
— 菊池寛 『第二の接吻』 青空文庫
控室へ入って見ると、汚れきった革張りの長椅子に長々と仰向けに寝そべった下僕のイワンが、天井へ向けて唾を吐きかけていたが、それがまたじつに見事に同じ場所へ命中するのであった。
— ニコライ・ゴーゴリ 『鼻』 青空文庫
油の磨きで黒黒とした光沢のある革張りのソファや椅子の中で、大尉の栖方は若若しいというより、少年に見える不似合な童顔をにこにこさせ、梶に慰めを与えようとして骨折っているらしかった。
— 横光利一 『微笑』 青空文庫
一人の人もいない森閑としたその部屋の中央に、ただ一つ褐色の革張りの小さなベンチが置いてある。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
ここぢや、幸田さん一人だからね」 ゆき子は、革張りのソファに遠く離れて腰をかけた。
— 林芙美子 『浮雲』 青空文庫
「第一、先般、御承知の一パイ屋の藤六|老爺が死にました時に仏壇の中から古い人間の頭蓋骨と、麦の黒穂が出た事は、御記憶で御座いましょう」 署長はこの辺の炭坑主が寄附した巨大な、革張りの安楽椅子の中から鷹揚にうなずいて見せた。
— 夢野久作 『骸骨の黒穂』 青空文庫
作例 · 標準
新しいソファは高級感のある革張りで、座り心地も抜群だ。
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この車のシートは、オプションで上質な革張りに変更できる。
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アンティークショップで見つけた革張りのトランクに一目惚れした。
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使い込むほどに味わいの出る革張りの家具は、一生ものだ。
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