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応安

おうあん
名詞
1
標準
Ōan era (of the Northern Court; 1368.2.18-1375.2.27)
文例 · 用例
「翁」は家の先祖観阿弥清次が応安の昔初めて将軍義満の前で能を舞つた時、大夫の役として第一番に演じた輝かしい記録がある。
二十四世 観世左近 よくぞ能の家に 青空文庫
延暦寺の散所法師については、わずかに岩橋小弥太君から示された『応安嗷訴記』の、応安元年八月廿五日政所集会議曰、 重可被相‐触寺家事来廿八日神輿入洛事、三塔既令一同之間、更不有予議之処、西坂路次、険※無極之条、穴太散所法師原存奸曲故也。
喜田貞吉 俗法師考 青空文庫
ですが、厳密に云ってはキリがないから、マア、マアという程度で、一応安心しているのですね。
坂口安吾 我が人生観 青空文庫
飛ぶことは飛ぶので一応安心はするようなもののそれに自分が乗っていざという時飛べるかどうかとなると飛んで見ないうちはやっぱり不安心だろうと思います。
――明治四十四年八月堺において述―― 中味と形式 青空文庫
そう言われて一応安心はしたものの、先刻舌鼓を打った料理が、毛蟲や蛇の卵でないと、誰が本当に保証するものでしょう。
食魔 奇談クラブ〔戦後版〕 青空文庫
借りた本や貸した本を正確に記録しておき、そして貸した本の代りに板か紙の薄い函でも書架へ※入しておくようにでもすれば、一応安心なのだが、それが中々面倒なものだから、つい貸した本を忘れたり借りた本をなくしたり、それからまた返してもらったことを忘れたりするのである。
戸坂潤 世界の一環としての日本 青空文庫
頓阿は応安五年八十四歳で大往生をとげた。
風巻景次郎 中世の文学伝統 青空文庫
二条良基の庇護を受けた連歌師救済の手で、『筑波集』や『応安新式』やが作られてから、連歌はいよいよ京都での流行を増した。
風巻景次郎 中世の文学伝統 青空文庫
作例 · 標準
例句
ウィキペディア

応安(おうあん、 は、日本の南北朝時代の元号の一つ。北朝方にて使用された。貞治の後、永和の前。1368年から1375年までの期間を指す。この時代の天皇は、北朝方が後光厳天皇、後円融天皇。南朝方が長慶天皇。室町幕府将軍は足利義満。

出典: 応安 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0