女楽
おんながく異読 じょがく
名詞
標準
music performed by women
文例 · 用例
魯侯は女楽に耽ってもはや朝に出なくなった。
— 中島敦 『弟子』 青空文庫
今もジャワで虎や犀を闘わす由(ラッツェル『人類史』二)、『管子』に桀王の時女楽三万人虎を市に放ってその驚駭を見て娯んだとあるから、支那にも古くから帝王が畜ったのだろう。
— 虎に関する史話と伝説民俗 『十二支考』 青空文庫
今年の暮には、西丸にいた大納言|家慶と有栖川職仁親王の女楽宮との婚儀などがあったので、頂戴物をする人数が例年よりも多かったが、宮重の隠居所の婆あさんに銀十枚を下さったのだけは、異数として世間に評判せられた。
— 森鴎外 『じいさんばあさん』 青空文庫
「漢楚軍談」の漢の高祖は秦の始皇の夢に入つたり、白帝の子たる大蛇を斬つたり、凡人ならざる半面を大いに示してゐるかと思へば、女楽を好んだり、士に傲つたり、凡人に劣らぬ半面をもやはり大いに示してゐる。
— 芥川龍之介 『大久保湖州』 青空文庫
演奏の順序は唐古楽一舞、唐散楽一舞、林邑楽三舞、高麗楽一舞、唐中楽一舞、唐女舞一舞施袴二十人、高麗楽三舞、高麗女楽、――かくしてついに日が暮れる。
— 和辻哲郎 『古寺巡礼』 青空文庫
○ 孔子は当時魯の司冦(司法長官)の職にあり、悪大夫|小正卯を誅して綱紀を粛正し、国がよく治つていたが、斉は魯の強大になることをおそれて、女楽をおくり誘惑したのである。
— 下村湖人 『現代訳論語』 青空文庫
標準
women who performed court Bugaku music and dance