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蕩々

とうとう
形容詞-たる副詞-と頻度ランク #5068 · 青空 34
1
標準
vast
文例 · 用例
飛ぶ輻の、あの勢ひで溢れた日には、魔夫人の扇を以て煽がれた如く、漂々蕩々として、虚空に漂はねばなるまい。
泉鏡太郎 十和田湖 青空文庫
きやりと閃く青白い恐怖が彼の頭の中にあらゆるものを一|嘗めに浚って行ったあとは、超自然のような勢力が天地を縦横無尽に駆け廻る、その勢力に同化してしまって洋々蕩々たる気持になってしまうのだ。
岡本かの子 宝永噴火 青空文庫
大生命の洋々蕩々たる、而もその中に滑転の自在をきわむる巧妙さ、われらが胸計の及ぶ所ではない。
岡本かの子 阿難と呪術師の娘 青空文庫
唯喰ツてゐると謂ツては、何んの意味も無ければ不思議も無いが、其が奈何にも樂しさうで、喰ツてゐる間、氣も心も蕩々してゐるかと思はれた。
三島霜川 解剖室 青空文庫
調べると両丘にはその川の断谷層がいまだにごさいます」 私の蕩々としている気分の中にも、この娘の語ることが、もはや単純な下町娘の言葉ではなく、この種の智識にかけては一通り築きかけたもののあるのを見て取った。
岡本かの子 河明り 青空文庫
燕王|覬覦の情無き能わざりしと雖も、道衍の扇を鼓して火を煽るにあらざれば、燕王|未だ必ずしも毒烟猛々、蕩々、糾々、昂々として、屈す可からず、撓む可からず、消す可からず、抑う可からざる者、燕王に遇うに当って、※然として破裂し、爆然として迸発せるものというべき耶、非耶。
幸田露伴 運命 青空文庫
道衍の言を考うるに、大々蕩々の気の、已む能わずして然るもの耶、非耶。
幸田露伴 運命 青空文庫
學をなすも亦然りで、學問の道もおのづから大門があり、正道があつて、師は之を教へ、世は之を示し、先づ坦々蕩々たる大道路を行かしめて、而して後人々の志すところに到らしめんとして居るのである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
作例 · 標準
蕩々たる砂漠の真ん中で、オアシスを見つけた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
蕩々たる宇宙の広さに、人間はちっぽけな存在だと感じる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
蕩々たる湖面には、空の雲が映っていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
蕩々(とうとう) — 幻辞.com