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名詞
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標準
文例 · 用例
平淡な叙述の内に一道の寂しい情調がって居る。
伊藤左千夫 歌の潤い 青空文庫
そんなに母に叱られたか……一晩中泣きとおした……なるほどなどと思うと、再び熱い涙がり出してとめどがない。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫
あの重く、暖かく、朧ろな靄――あれが私の頭にもり滿ちる。
有島武郎 青空文庫
而して再び解剖臺の方に進んで行つた彼れの顏には前の通りな冷靜な緊張した色だけがつてゐた。
有島武郎 實驗室 青空文庫
」といふ心持がり渡つた。
中原中也 医者と赤ン坊 青空文庫
風は峡間にどこからともなくって来て、樹々の葉は、婆娑婆娑と衣摺れのような音を立てる。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
そしてその家庭は夫婦兄弟姉妹相和して平和|るの状態にあり、殊にヨブがその子の教育において誤らず、祭壇を設け自ら祭司の職を取りて子女の赦罪のため燔祭を献ぐる如き、すべてが完全の状態であった。
内村鑑三 ヨブ記講演 青空文庫
劈頭の「汝らのみまことに人なり、智慧は汝らと共に死なん」とある語を初とし、以下すべてにこの冷笑的気分がっている。
内村鑑三 ヨブ記講演 青空文庫