垂れ
たれ異読 だれ・タレ・ダレ
名詞頻度ランク #14932 · 青空 374 例
標準
sauce (esp. soy or mirin-based dipping sauce)
文例 · 用例
冬を待つひと萩原朔太郎こほれる利根のみなかみに、ひねもす銀の針を垂れ、しづかに水に針を垂れ、さしぐみきたる冬を待つ。
— 萩原朔太郎 『冬を待つひと』 青空文庫
ああ、その空さへもうすくもり、かみつけの山に雪くれば、魚らひそかに針をのみ、ま芝は霜にいろづけど、ひとり岸邊に針を垂れ、來らむとする冬を待つ。
— 萩原朔太郎 『冬を待つひと』 青空文庫
西日が後れ毛の少し垂れ下つたのを透してるそれをみると――「さあ云へ」――今度は医者の方がセカセカした。
— 中原中也 『医者と赤ン坊』 青空文庫
彼の笑といふ笑は哄笑であり、その度に鳩尾の上辺りに垂れてゐる白の、幅広く厚くもある旧式の羽織紐が、トロントロンと揺れた。
— 中原中也 『校長』 青空文庫
片側の大名邸の高い土堤の上に茂り重なる萩青芒の上から、芭蕉の広葉が大わらわに道へ差し出て、街燈の下まで垂れ下がり、風の夜は大きな黒い影が道一杯にゆれる。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
夏とはちがって人影も見えぬ和楽園の前に釣を垂れている中折帽の男がある。
— 寺田寅彦 『高知がえり』 青空文庫
十一日 垣にぶら下がっていた南瓜がいつの間にか垂れ落ちて水引の花へ尻をすえている。
— 寺田寅彦 『窮理日記』 青空文庫
それから彼は耳を垂れて、黙々と道を続けた。
— 中原中也 『山間秘話』 青空文庫
作例 · 標準
焼き鳥屋の秘伝の垂れは、創業以来継ぎ足し続けられてきた深いコクがある。
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鰻のかば焼きに、醤油とみりんを煮詰めた甘辛い垂れをたっぷりとかける。
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焼肉の垂れにニンニクやリンゴのすりおろしを加え、自分好みの味に調整する。
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標準
hanging
作例 · 標準
舞台の袖に大きな暗幕の垂れが下がっており、演者たちが準備を進めている。
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お正月の玄関に、おめでたい柄が描かれた注連飾りの垂れを飾る。
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祭りの提灯から下がる紅白の垂れが、夏の夜風に吹かれて揺れている。
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標準
(kendo) loin guard
作例 · 標準
剣道部の主将が、腰に垂れをしっかりと結び、凛とした表情で道場に立った。
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垂れの中央には自分の名前が刺繍されており、試合の際の大切な目印になる。
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激しい稽古の末、垂れの生地が擦り切れてしまい、新しいものを新調することにした。
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標準
kanji radical enclosing the top-left corner of a character
作例 · 標準
「病院」の「病」という漢字には、「やまいだれ」という垂れが使われている。
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漢字のテストで、「まだれ」と「がんだれ」の書き分けを間違えてしまった。
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「局」や「雁」のように、左上から包み込むような形をした部首を垂れと呼ぶ。
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標準
woman
作例 · 標準
「あそこの垂れは気立てが良い」と、長屋の隠居たちが噂話をしていた。
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祭りの人混みの中で、美しい着物を着た若い垂れが目を引いた。
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お調子者の八五郎が、酒場で垂れたちに囲まれて鼻の下を伸ばしている。
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標準
-ass
作例 · 標準
彼はすぐに泣き言を言う「泣き出し垂れ」なので、周囲から少し呆れられている。
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「この鼻垂れ小僧め!」と、いたずらをした子供が近所の頑固親父に怒鳴られた。
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いつまでも準備が終わらない彼女に、兄が「こののろま垂れが」と毒づいた。
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