雑書
ざっしょ
名詞
標準
assorted books
文例 · 用例
事柄の内容のみならずその文章の字句までも、古典や雑書にその典拠を求むれば一行一行に枚挙に暇がないであろうと思われる。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
たゞ○下田川と称する名称のことを未だ説かざりしが、明治以前の雑書に時に下田川の名を記すものは、別に一水の流れをなすありて下田川と呼ぶところあるにはあらず、実に永代橋下流即ち隅田川本流の佃島近きところを指していへるのみ。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
狐つかいは同じくにあり、狐媚狐惑の談は雑書小説に煩らわしいほど見える。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
生花はもちろん茶道、造園、能楽、画道、書道等に関する雑書も俳諧の研究には必要であると思う。
— 寺田寅彦 『俳諧の本質的概論』 青空文庫
その店頭の雑書の中に積まれていたのは、例のヘボン先生の和英字書であった。
— 岡本綺堂 『一日一筆』 青空文庫
されど紛々たる雑書、何ぞ信ずるに足らん。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
斯様いうことが稀有では無かったから雑書にも記されて伝わっているのだ。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
伝ふるところの談、雑書に散見するもの亦多し。
— 幸田露伴 『囲碁雑考』 青空文庫
作例 · 標準
祖父の書斎には、専門書から小説まで、様々な雑書が並んでいた。
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図書館の片隅に、長年読み継がれてきた雑書が置かれている。
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彼は、歴史書や科学書といった雑書を好んで読む。
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ウィキペディア
雑書(ざっしょ)とは、近代以前における各種の暦・占に関する書物の総称を指す。
出典: 雑書 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0