読唇
どくしん
名詞
標準
文例 · 用例
つまりそれに依って、九十郎は自分が出した声を判別する訳だが、勿論相手の言葉は、読唇法や胸震読法などで、読み取る事が出来るだろう。
— 小栗虫太郎 『オフェリヤ殺し』 青空文庫
私等は読唇術で用談を片付けた。
— 海野十三 『空中墳墓』 青空文庫
彼の眼と唇とは私に読唇術で呼びかけていた。
— 海野十三 『空中墳墓』 青空文庫
耳のきこえない子供の教育方法としてヨーロッパ風の読唇法に加えて日本語の特色を科学的に研究した口話法が発明されている。
— 宮本百合子 『今日の日本の文化問題』 青空文庫
読唇術、リップ・リーディング、あれを私知っていますのよ」「マア、読唇術ですって?
— 江戸川乱歩 『妖虫』 青空文庫
そのお嬢さんについて、聾唖学校へ行き行きしている内に、とうとう読唇術を覚え込んでしまいましたのよ。
— 江戸川乱歩 『妖虫』 青空文庫
お前さんが読唇術で誰かの話を聞取ったのではなかったか。
— 江戸川乱歩 『妖虫』 青空文庫