出女
でおんな
名詞
標準
unlicensed prostitute (Edo period)
文例 · 用例
氷店、休茶屋、赤福売る店、一膳めし、就中、鵯の鳴くように、けたたましく往来を呼ぶ、貝細工、寄木細工の小女どもも、昼から夜へ日脚の淀みに商売の逢魔ヶ|時、一時鳴を鎮めると、出女の髪が黒く、白粉が白く成る。
— 泉鏡花 『浮舟』 青空文庫
」と指二本、出女の目前へぬいと出す。
— 泉鏡花 『浮舟』 青空文庫
すねた顔色、ふてた図体、そして、身軽な旅人の笠捌きで、出女の中を伸歩行く、白徒の不敵らしさ。
— 泉鏡花 『浮舟』 青空文庫
譬へば露計りも愛矜なく、しかも身もちむさむさしたる出女の、油垢に汚れ朽ばみしゆふべの寝まきながら、発出でたる心地ぞする。
— 種田山頭火 『草と虫とそして』 青空文庫
いよいよ家出女房であると思っていると、女はふと足を止めて水の中へ眼をやった。
— 田中貢太郎 『ある神主の話』 青空文庫
キャリフォルニア並びに隣接諸州に於ける年齢の該当する家出女の調査。
— 牧逸馬 『土から手が』 青空文庫
夕暮のことであったので、旅籠屋の門口では出女などが、大声で旅人を呼んでいた。
— 国枝史郎 『生死卍巴』 青空文庫
「お泊まりなさいまし」「柏屋でございます」「へいへいこれはお早いお着きで」――などと云っていた出女の声も、封ぜられたようになくなって、萩村の駅は寂静となった。
— 国枝史郎 『生死卍巴』 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代の文献に、出女に関する記述が見られる。
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歴史ドラマで、出女と呼ばれる女性たちが描かれていた。
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彼女は遊女ではなく、出女として生計を立てていた。
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