天真流露
てんしんりゅうろ
名詞
標準
manifestation (revelation) of one's natural sincerity (naivete)
文例 · 用例
殊に時雄が最も厭に感じたのは、天真流露という率直なところが微塵もなく、自己の罪悪にも弱点にも種々の理由を強いてつけて、これを弁解しようとする形式的態度であった。
— 田山花袋 『蒲団』 青空文庫
驕るにはあらず寧ろ天真流露、自ら知らずして自ら得ている人に近い。
— 間の山の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
わが雲助こそは、天真流露の自然児であるのに、かの折助は、下卑た、下等な、安直な、そのくせ小細工を弄する人間の屑である。
— 不破の関の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
彼の作品には、作者の天真流露がよく表れている。
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素直な気持ちを込めた手紙は、彼女の天真流露を感じさせた。
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その絵からは、画家の天真流露な心が伝わってくるようだった。
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