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切に

せつに
副詞頻度ランク #14744 · 青空 751
1
標準
eagerly
文例 · 用例
芭蕉は、一物と他物との合体の瞬間に於ける妙といふことを、非常に大切にしたのであるが、そして恐らく此の事こそ俳句の最高眼目たるものでもあらうが、その眼目が射当てられるためには、蓋し情理的であるよりもおのづと感覚的である方が適切であるに相違ない。
中原中也 新短歌に就いて 青空文庫
こつちはイライラするけれど、彼方は親切に何やかと訊ねなさるから、牧代(姉娘)はどうしたか、生れた子供は丈夫かと訊ねなさつて……」とニコニコしながら呼吸をつきながら、仰向き勝なその顔の、アザヤかな色の唇がさういふのである。
中原中也 引越し 青空文庫
一日一日だけが、とても大切になりました。
太宰治 私信 青空文庫
この巡査の少々|横柄顔が癪にさわったれども前のが親切に対しまた恭しく礼を述べて左へ曲った。
寺田寅彦 根岸庵を訪う記 青空文庫
素直に讀者の聲を聞き、自身のまづしい仕事を、そんなにも懇切に讀み、考へて呉れたことに就いては、どんなに感謝するかわからない。
太宰治 「人間キリスト記」その他 青空文庫
自分がひとに深切を施すのは、たいへんの美徳で、さうして内心いささか報恩などを期待してゐるくせに、ひとの深切には、いやもうひどい警戒で、あいつと對等の附合ひになつてはかなはぬなどと考へてゐるんだから、げつそりしますよ。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
これをぼつぼつ切にして、麩と一緒に、味噌汁にして、朝飯を済す。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
木曾川を下って、白帝城に擬せられた犬山城があるために、日本ラインの名を、(好むにせよ、好まざるにせよ)いかに適切にひびかせるであろう。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
作例 · 標準
「どうか私の無礼をお許しください」と、彼は床に膝をついて切に許しを乞うた。
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厳しい状況にある友人に対して、何とか力になりたいと切に感じている。
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「皆様のご健康とご多幸を、心より切にお祈り申し上げます」と司会者が式典を締めくくった。
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切に(せつに) — 幻辞.com