初奉公
ういぼうこう
名詞
標準
first apprenticeship
文例 · 用例
二 生活への最初の出発、昔からいう初奉公の不安、それに難物の夫人、東京を離れた刹那から、新子はやはりかるい物思いに沈んだ。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
お葉は一昨年の春から初奉公で近所の水戸屋という煙草屋の女中に住み込んだ。
— 冬の金魚 『半七捕物帳』 青空文庫
お花の隣の空床の主はお蝶と云って、今年の夏田舎から初奉公に出た、十七になる娘である。
— 森鴎外 『心中』 青空文庫
新しい角帯前垂れを着せられて、ベソを掻き掻き近藤小母さんに連れられて行った初奉公のぼくは、勿論、店の表つきを見て這入ったわけではない。
— ――四半自叙伝―― 『忘れ残りの記』 青空文庫
作例 · 標準
例句