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風流三昧

ふうりゅうざんまい
名詞
1
標準
taking delight in elegant pursuits
文例 · 用例
祖先の苦勞を忘れて風流三昧に現を拔かす當世武士を尻目にかけし、半歳前の我は今|何處にあるぞ。
高山樗牛 瀧口入道 青空文庫
長男を北アルプスで失つて、心気一転、風流三昧の生活をはじめたのも、積り積つた失敗と悔恨の数々が、もはや、堪へがたい時だつたのだ。
坂口安吾 波子 青空文庫
風流三昧が、何より性に合つてゐたのだ……すでに、伝蔵は、泌々とかう考へることがあつた。
坂口安吾 波子 青空文庫
それは波子が女学校を卒業した翌年の春であつたが、さうして、今から思へば、それが丁度伝蔵の風流三昧の最後の訣別になつたけれども、突然、一家三人で、関西へ食道楽の旅にでた。
坂口安吾 波子 青空文庫
で、風流三昧の蘿月は已むを得ず俳諧で世を渡るやうになり、お豊は其の後亭主に死別れた不幸つゞきに昔名を取つた遊芸を幸ひ常磐津の師匠で生計を立てるやうになつた。
永井荷風 すみだ川 青空文庫
で、風流三昧の蘿月はやむをえず俳諧で世を渡るようになり、お豊はその後亭主に死別れた不幸つづきに昔名を取った遊芸を幸い常磐津の師匠で生計を立てるようになった。
永井荷風 すみだ川 青空文庫
第一、伊東のような田舎に閉じこもって、面会謝絶、風流三昧とはいかないが、なんとなく精神の善美結構などつくしたような閉舎にふけっていると、てんで世間がわからなくなる。
坂口安吾 巷談師 青空文庫
作例 · 標準
週末は都会を離れ、お気に入りの温泉地で風流三昧の休日を過ごすのが彼の決まりだ。
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彼は莫大な遺産を手にすると、仕事をやめて風流三昧の暮らしに入った。
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桜並木の下で琴の演奏を聴きながら、風流三昧の一時を堪能した。
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