歇
歇
名詞
標準
文例 · 用例
僕の如く間歇的な情熱に興奮して、三日も四日も不眠不休で書き續けたり、さうかと思ふと一月も二月も遊んでしまひ、何もしないでゴロゴロして居たりする人間には、到底大きな仕事のできる筈がない。
— 萩原朔太郎 『所得人 室生犀星』 青空文庫
反對に僕の方は、間歇火山的の爆發で、長い間死滅して居りながら、不意に熔岩の火花を噴出さしたりする。
— 萩原朔太郎 『室生犀星君の人物について』 青空文庫
それに黴の臭いの外に、胸の悪くなる特殊の臭気が、間歇的に鼻を衝いた。
— 葉山嘉樹 『淫賣婦』 青空文庫
すなわち「第三回論戦」と「エリフ対ヨブ」の条を歇めて、最後の「エホバ対ヨブ」を講演の題目とするのである。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
担架にのせられたまゝ床の上に放っておかれた、大腿骨の折れた上等兵は、間歇的に割れるような鋭い号叫を発した。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
三十年ほど前にはH博士の助手として、大湯|間歇泉の物理的調査に来て一週間くらい滞在した。
— 寺田寅彦 『箱根熱海バス紀行』 青空文庫
真暗な雲が出た、――と叫び呼わる程こそあれ、閃電来り、瞬く間も歇まず。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
しだいに風|歇み、馬|駐まると覚えて、直ちに昏倒して正気を失いぬ。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫